2020年度の活動

2020.07.16

東備地域応援プロジェクト 第二弾(準備編 part1)

 新型コロナウイルス感染症の影響により、打撃を受けた東備地域を応援したいと、一般社団法人備前青年会議所では、「東備地域応援プロジェクト」を立ち上げ、5月のゴールデンウィークには第一弾として、「食」をテーマにした家庭応援のキャンペーンを行いました。

 実施後には、この成果を携え、活動エリアである備前市瀬戸内市赤磐市和気町を訪問。事業報告とともに、飲食業応援の事業提案を行いました。また、活発な情報交換を行い、第二弾として、地域の商工業や観光業を応援する取り組みを実践することとなりました。

東備地域応援プロジェクト第一弾(実施編)

東備地域応援プロジェクト第一弾(報告編)

 事業を始める前に、地域の状況を知ることが大切と、理事長・森敏彰と専務理事・永宗洋のコンビで、情報収集。叩き台として作成した「WEB TOBI PROJECT」の資料をもとに各団体と話を進めていきました。

 6月17日(水)9時からは、備前東商工会へ。備前市の日生地区、三石地区、吉永地区を管轄しており、特に日生地区では観光客をターゲットにした飲食、宿泊関係の事業者も多いだけに、新型コロナウイルス感染症の影響について、詳しく伺うことができました。

 10時には、同じ建物一階に事務局を構える(一社)備前観光協会へ。時を同じくして、Web展開の提案を考えていたらしく、話もスムーズに協力体制の確認をすることができました。

 後に、「備前焼まつり」は本年度の中止が決定、既存の店舗で1ヶ月間キャンペーンを実施する「大感謝祭(仮)」とWebでの開催が決定し、私たちも主催者である備前市(協)岡山県備前焼陶友会と情報交換をしながら、「Web備前焼まつり(仮)」開催に向けての準備を進めています。

 場所を移動して11時からは、和気商工会へ。こちらでは、和気町観光協会の事務局も兼ねているということで、商工面、観光面での連携を確認しました。

 藤まつり和文字焼まつりなど本年の大きなイベントは中止となり、明るいムードとは言えない状況。何とか今回のプロジェクトをもって、状況を好転させたいところです。

 ちなみに、両者の間に立つ「飛沫ガード」は備前青年会議所メンバーである松下 真也 副理事長の(株)アドステージが手掛けたもの。さすが和気町出身です。お買い求めもできますので、是非ともご連絡を。

 13時30分からは、瀬戸内市商工会へ。事業の中心は商工業のサポートで、イベントを企画したり、観光についてメインで動くようなことは、現在ないとのことでした。商工会でも地域によって独自性があるものだと、これを聞けるだけでも大きな成果した。

 観光については、(一社)瀬戸内市観光協会備前福岡の市についての情報を教えていただき、今後の展開へのヒントなど多くの情報交換をすることができました。

 その足で最後に訪れたのが、備前商工会議所。各地商工会で誰にお会いすれば良いのか、担当者の方をご紹介いただいたお陰で、アポどりもスムーズに各地を回ることができました。

 本日の成果と次回の予定を報告し、前回からの進展や今後の動き、イベントについてなど様々な意見交換をすることができました。

 翌週6月24日(水)は、和気町へ。11時より草加信義町長、河野憲一産業振興課長と意見交換。予算についてなど踏み込んだ話もさせていただきました。

 国や県の動きなども含めた現在の状況やコロナ対策についてのお話を伺い、今回のプロジェクトについても、実現に向けより具体的な話をすることができました。

 13時30分からは赤磐商工会。3市1町と連携を図りながら進めるのであれば、既存の団体を知っておくのも良いだろうと、以前から名前の挙がっていた東備地域の現在の連携について、より詳しく教えていただきました。

 大きくは2つ「東備広域観光推進協議会」と「吉井川流域DMO」なのですが…。前者には瀬戸内市が入っておらず、後者には備前市がいない…。それぞれの考えがあってのものなので、ここでどうこうと言うことはないのですが、何とも言えない状況です。しかしながら、備前青年会議所が“東備は一つ”を掲げて展開する意義が見えてきました。前へ、前へ、です!

 15時からは赤磐市へ。友實武則市長、大崎文裕商工観光課長と意見交換をし、「東備広域観光推進協議会」と「吉井川流域DMO」についてのお話も。赤磐商工会ともしっかりと連携をとって私たちのプロジェクトに協力していくとお約束いただきました。

 予定していた団体、全てを回ることはまだできていませんが、さまざまな方からご意見を頂戴し、ふんわりしていたプロジェクトの内容も固まってきました。

 翌週には、備前商工会議所備前東商工会瀬戸内市商工会赤磐商工会和気商工会に所属する約4000の事業所に対し、事前アンケートを配布。地域の商工業者の方々に、現在の動きを知っていただくと共に、ご参加いただける方の募集も行っています。

 7月4日(土)には、本年度、備前青年会議所のホームページやJCニュースの構成をお願いしているデザイナーのさだっちさん(スギカフン)、11日(土)には、本年度のロゴを制作してくれたイラストレーターの江角明日香さん(Artask -アルタスク-)をお招きして、Webミーティングを開催。

 森 敏彰 理事長、永宗 洋 専務理事、総務広報委員会 大饗 唯善 委員長と、これまでの意見を踏まえてどう展開していくのか、技術的な部分も交えて話し合うことができました。

 少しずつですがカタチが見えてきた今回のプロジェクト。今後の展開にもご注目ください!

 東備地域応援プロジェクト 第二弾(準備編 part2)へ続く

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