2020年度の活動

2020.08.02

令和2年7月豪雨 災害支援(報告)

 2020年(令和2年)7月3日以降、熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で集中豪雨が発生し、多くの被害が報告されました(令和2年7月豪雨)。お亡くなりになられた方々のご冥福を哀悼よりお祈りいたしますとともに、被災されました皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。

 備前青年会議所では、災害の知らせを受け、執行部メンバーを中心に支援の方向性を決定。一連の情報を収集し、支援活動を展開する団体と協力することで、迅速かつ正確な支援を行いました。

 7月6日(月)・7日(火)の二日間、(公社)倉敷青年会議所さんが、いのりんジャパンさん、川辺復興プロジェクトあるくさんと協力して、被災地に支援物資(タオル)を集める活動をされました。

 ※写真(公社)倉敷青年会議所Facebookより

 備前青年会議所でもこの動きに賛同し、メンバーに協力を願ったところ、1日で219枚のタオルを集めることができました。

 7月7日(火)には、倉敷青年会議所さんが開設していた物資の受入会場へ。2日間で約5000枚のタオルが集まったそうです。
 写真は、倉敷青年会議所 岡田 光弘 理事長(右)、玉島青年会議所 藤井 秀和 理事長(中央)、備前青年会議所 森 敏彰 理事長(左)。

 翌、7月8日(水)には、支援物資を積み込んだトラックが被災地へ向けて出発したという知らせが倉敷青年会議所さんより届きました。地域の団体と連携しての迅速な対応。私たちも学ばせていただくことが多くありました。

 ※写真(公社)倉敷青年会議所Facebookより

https://www.facebook.com/kumamotojc/videos/588370925210220

 また、熊本ブロック協議会がストックヤードを設置したことに伴い、岡山ブロック協議会でも、支援物資を募り、被災地へ送る活動を行うことが決定。備前青年会議所でもメンバーを始め、シニアクラブの先輩方、またSNS等を通じて広く一般の方にも支援物資の募集を行いました。

 ※写真(一社)熊本青年会議所Facebookより

 備前での支援物資受入は、7月12日(日)と13日(月)の二日間。会場となった備前商工会館には、多くの方にお越しいただき、たくさんのご支援をいただきました。誠にありがとうございました。

《支援者・協力者の皆さま》永宗 洋(㈱徳永こいのぼり)、花家 誠(㈲はないえ畳店)、芳田 一則(㈲ヨシダ)、関口 優(㈱P・A・C)、町 成一郎(東備建設㈱)、内山 登(岡山県議会)、内山 晶子、立花 朗(立花自工㈱)、大饗 唯善(大饗工業㈱)、有本 和敏(有本建設㈱)、山形 忠正(創作工房クリエコ)、田中 雅裕(大阪屋食堂㈲)、日幡 行雄(天津神社)、荒井 一貴(㈲ダスキン備前)、西村 裕二(西村機械㈲)、武部 将治(土橋鉱山㈱)、原 克之(㈲原商店)、大西 真司(㈱大西商店)、藤田 洋一(㈲大丸建設)、増田 安泰(㈲備前清水材木店)、向井 厚信(㈱ホンダカーズ赤磐)、藤原 利幸(三洋物産㈱)、神田 英則(㈱神田電機)、松田 健太郎(㈲松健興業)、森 敏彰(備前焼窯元 宝山窯)、森岡 賢一(アポロちぇ~ん吉永店/㈲森岡電機)、瀬戸法人会、備前商工会議所の皆さま、ほか有志の皆さま〈敬称略・順不同〉

 田中 雅裕 副理事長(手前)と大饗 唯善 総務広報委員長(奥)

 松田 健太郎 総務広報副委員長

  有本 和敏 会員開発副委員長

 

 7月13日(月)、支援物資の受け入れを締め切った後は、集計を行い、品目ごとに梱包しラベリング。ラベルには早期復旧への願いを込めて「くまモン」のイラストも加えさせていただきました。その日のうちにメンバーとともに積み込みも行い、岡山県内の支援物資を集める玉島へ向かう準備が整いました。

 翌、7月14日(火)は、早朝7時に備前を出発し玉島へ。森 敏彰 理事長(中央)と田中 雅裕 副理事長(左)で、皆さまからお預かりした支援物資を運んでまいりました。会場では、滝澤 十 岡山ブロック会長(右)も陣頭指揮を執っておられ、今後の支援体制についてなど情報交換をさせていただきました。

 岡山ブロック協議会 滝澤 十 会長(右)と安全保障確立委員会 堀 徳成 委員長(左)。午後16時過ぎには、県内15LOMからの物資を積み込んだトラック第一便が、熊本に向けて出発。予想以上の物資が集まったこともあり、第二便も走らすことになりました。ご支援いただきました皆さまの思いは確実に被災地へと届けられました。

 活動の様子は、7月15日(水)の「山陽新聞 全県版」に掲載していただきました。

 また、私たちの活動に共感してくださった「備前ロータリークラブ」さんからもありがたいお話をいただき、共同で支援を行うことになりました。

 早速、現場で支援物資の受け入れをしている熊本ブロック協議会に連絡を取り、必要としている物資をお聞きしたところ、「土のう袋」が不足しているというお話でしたので、ネットワークを駆使して、8000枚を手配。7月22日(水)に、熊本県宇土市の受入場所へ送らせていただきました。

 熊本ブロック協議会では、人吉市のボランティアセンターと連携して支援物資の供給を行なっており、土のう袋は、要請があった支援拠点へ運搬され、必要とされる地域で活用していただきました。

 ※写真(一社)熊本青年会議所Facebookより

 今後も継続的な支援が必要とされています。新型コロナウイ感染症の影響で人的支援は難しい状況にありますが、まだまだ私たちにできることはたくさんあります。今後も動向を見守りながら、また、最新の情報を収集しながら、私たちにできる支援を続けていきたいと思います。

 復旧活動にご尽力いただいております現地の皆さまには、どうか安全にご留意いただきまして、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げております。           

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