2021年度の活動

2021.12.26

🎏2021年度を振り返って(後編)🎏

【岡山ブロック大会】

 第57回岡山ブロック大会の主管LOMとして年初より準備を進めてきました。式典・懇親会・そして、新たな取り組みとして片上商店街での「たから市」の開催に向けて、多くの市民の来場が見込まれるため企画の段階から行政や片上自治会協議会、片上まちづくり会議、備前青年会議所の先輩方とコミュニケーションを図り、地域に求められる価値ある事業となるように事業構築してまいりました。

 

 日々、変わる新型コロナウイルス感染症の状況の中、開催を信じ準備を進めてくれたメンバーの姿を忘れる事はありません。度重なる延期や事業計画の変更を余儀なくされ、残念ながら当初計画していた備前の地での開催は、断念することとなりましが、メンバー一人ひとりが熱くなり、率先した行動をすることで、ブロック大会テーマである「共に挑戦しよう!!~地域との調和、美しきまちづくり~」を体現することができました。

 そして、いまだに終息が見えないコロナ禍において、来場型とオンライン型とのハイブリッド形式の開催は、今後のモデルケースなると思います。

【東備災害支援ネットワーク構築へ】

 平成30年の西日本豪雨以降、東備地域においても、防災への関心が高まる一方、支援活動に関する様々な課題が浮き彫りとなっています。特に災害発生時に支援人員や重機の確保、仮設トイレ等の設備手配、物資の調達等、迅速な意思決定や対応が強く望まれています。
 東備地域の安全のために、災害時における支援体制の確立は私たちの活動する東備地域においても重要な課題となっています。6月に備前市赤磐市和気町 の各社会福祉協議会会長をお招きし、備前青年会議所と救援物資の供給を中心とした災害支援協定を締結いたしました。
 青年会議所のネットワークや行動力、リーダーシップを発揮して、迅速な対応のできる東備地域を目指します。今後も各地社会福祉協議会と連携をとりながら強固な体制を整えていきたいと思います。

【広報活動と備前JCブランド】

 備前青年会議所の運動に共感する同志を増やすために、人とのつながりを活用できるソーシャルメディア上で会員の活動や向き合う姿勢の情報を未来の同志と共有し、多くの情報に触れることで、親しみを感じ共感する同志が集まり会員拡充につながります。そして、多くの市民に青年会議所の運動を認知してもらうために、情報をしっかりと発信し、市民から興味を抱いてもらうことで、青年会議所の認知度と信頼性の向上につながります。

 本年度は、ホームページで地域レポート43件、お知らせ9件、告知・募集3件の計55件の記事を掲載しました。SNSでは一年を通してリアルタイムに情報を発信することで備前青年会議所について地域の皆さまに知っていただくことができました。イベント時の閲覧数などは大幅な伸びを見せており、備前青年会議所の情報発信ツールとして必要不可欠なものとなっています。

【結びに】

 卒業年度に理事長の職を仰せつかり、多くの皆様のお力添えを頂きこの一年を歩むことが出来ました。コロナ禍の中、どのように活動していくかを模索する一年でした。様々な制約の中、どのようにしたら出来るかを考え行動すること、青年会議所は行動する団体であることを改めて感じることが出来ました。

 備前青年会議所の事業は、私たち自身がまちづくりに志を持って行動できる人材となるために行うものです。成長したメンバーが真に活躍するのはこれからです。郷土東備地域発展の原動力となるよう、市民のニーズをしっかりと見極め、問題の本質を解決できるような運動につながるものと期待しています。

 どのような状況であっても活動が止まることなく、各委員会はWEBを取り入れ、委員会を行い、歩みを止めずにいたからこそ、本年度が進められたと感じております。

 どのような状況下においても、考え行動することが出来る団体の強さ、そして多くの支えがあることに、ありがたみを感じ続けた一年でした。末筆ではございますが、いつも現役に心を寄せて頂いている先輩諸兄姉の皆様、何が出来るかを考え行動する現役メンバーの皆様に心より感謝いたします。

2021年度理事長 永宗 洋

🎏2021年度を振り返って(前編)🎏へ戻る

  1. ホーム
  2. 活動紹介
  3. 2021年度の活動
  4. 🎏2021年度を振り返って(後編)🎏
ページの先頭へ戻る